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面彫り教室も今月一杯で冬休みです。
毎年、たくさん仕上げようと思うのですが 夏は忙しくお休みしたりもしたので なかなか進まず、今年はやっと三面・・・ それも彫り上げたまでです。 これから磨いて塗りという根気のいる作業があります。 彫りについては、順序は覚えてきたものの まだまだ不安が一杯あります。 その時々のバランスで、微妙に調整するのが難しい。 そして、苦手なのが、刃物とぎ。 これは・・・難しい。 刃物が切れればさくさく進むのはわかっていますが なかなかうまくいきませんね。 でも、やらなきゃ覚えないし 基本だから、がんばります・・・・少しずつ・・・ PR |
面彫り教室での雑談を忘れないうちに。
先生が面彫りを始める前だから昭和30年代~40年代ころかな? それまでは各組で器用な人がそれぞれ面を作っていたらしいが 「ヤエテツ」という人が商売のために面を量産したんだそうだ。 鬼剣舞を踊ったことのない人だったので 目の位置が合わなかったりして使いにくかったらしいが かなり量産したらしく、またその頃一斉風靡した組が使ったこともあって その時期の踊り手はヤエテツの面をつける人が多かったらしい。 ヤエテツの面の特徴は 面長?うりざね顔?で、眉毛がつりあがり 目には真鍮を入れてあり裏から見るとそれを止めている爪が見えるそうだ。 先生の面とはだいぶ面相が違うらしい。 北上駅のお人形が被ってるタイプかな? その方はもう亡くなってしまったが その面を模して彫っている人も結構いるそうだ。 面相は好みが分かれるところ。 皆さんはどんな面が好みかな? |
今日の面彫り教室でまた一面完成しました。 |
新作完成。
一般的な青面は緑色だったり、明るめの青だったりだが 今回はカシューの青そのままで塗った。 渋い。 夜であれば黒面に間違えるかもしれぬ。 だが、眉を黒にしたゆえ、暗闇でも微妙な陰影ができる。 この色の青面は見たことがない。 非常に気に入った。 今度は赤を小豆色で塗ってみよう。 |
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